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宮前区版 公開:2012年6月8日 エリアトップへ

カルガモ親子が羽休み 有馬の持田さん宅で保護

社会

公開:2012年6月8日

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温室でカルガモ親子を保護する持田喜久代さん(2日撮影)
温室でカルガモ親子を保護する持田喜久代さん(2日撮影)

 区内有馬で5月30日、野生とみられるカルガモの親子10羽が保護された。現在、同在住の持田喜久代さん宅で”羽休み”している。カルガモに適した自然環境が見つかるまでの間、持田さん宅で保護するという。

 区民から宮前署に通報があったのは5月30日の午前9時30分頃「マクドナルド246鷺沼店でカルガモの親子が道路を渡ろうとしている。危ないので保護してほしい」というものだった。

 同署員が駆けつけると店員や駐車場にいた客らが9羽のひな鳥と1羽の親鳥を保護していた。当初、署員は付近の有馬川に放そうとしたが、「堀が深く下ろせなかった」ため、予定を変更。放す場所を探すあいだ、持田さん宅で預かってもらうことにしたという。

 持田さんは「親ガモと一緒によちよち歩く子ガモの様子が可愛くて」とニコリ。カラスや猫などに襲われないようにと温室で保護されている。

 鳥の生態に詳しい夢見ヶ崎動物公園の柾一成園長は「カルガモはこの時期に卵を産み、母鳥が雛鳥の面倒を見る。野生動物は人の手で飼われるとストレスがかかる。雛も自立しづらくなるのでなるべく早く自然に戻してあげた方が良い」と話す。

 宮前警察署の一谷吉一副署長は「野生の鳥であれば民家で飼うことはできない。様子を見て速やかに自然に帰したい」と話している。

 持田さんは「9羽の雛鳥が元気よく野生にかえれるよう温かく見守っていきたい」と話していた。
 

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