コール・エスぺランサ 等覚院に「般若心経」響く 月例法要で合唱
区内菅生を中心に活動する市民合唱グループ、コール・エスペランサ(小澤幸雄団長)が8日、等覚院(区内神木・中島有淳住職)本堂で行われた月例法要の後、混声合唱曲「般若心経」を披露した。
当日は雪が積もる悪天候にも関わらず、約50人が同寺を訪れた。電気ストーブを使用したことにより本堂のブレーカーが落ちるというアクシデントもあったが、ろうそくの明かりの中、幻想的な雰囲気に包まれての合唱となった。
小澤団長は「ホールとはちがった厳粛な気持ちで歌うことができた。寒さを忘れるくらい集中して臨めた」と話していた。観客からは「こんな曲があったのかと驚いた。すごく感動した」との声が多く寄せられ、涙を浮かべる人も見られた。
今回の合唱は、昨年11月に行われたコール・エスぺランサの10周年記念コンサートで、無伴奏で難曲と言われる「般若心経」を披露するため、同寺の副住職、中島光信さんを招いて勉強会を開いたことがきっかけで行われた。中島住職は「心にしみる素晴らしい歌声で、皆さん喜んでいた。感謝している」と話した。
つつじ寺として知られる同寺では毎月8日に月例法要を行っている。
なお、コール・エスペランサは現在34人が在籍。随時団員を募集している。問合せは瀬尾さん【携帯電話】090・6528・8850へ。
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5月3日
4月26日