未年で見る川崎 過去にあったこんな出来事
今年は未年。過去の未年には川崎でどんなことが起きていたのか。振り返る。
現在の川崎競馬場の地に1907年、板垣退助が社長を務める京浜競馬倶楽部が競馬場を設立。初の川崎競馬が開催された。ワイマール憲法が制定された1919年、川崎では初の乗合自動車「つるや自動車」が開業。それまで馬車が行き来していた川崎―溝口間を運行し、市民の足がより便利に。犬養毅内閣が誕生した1931年には、川崎市が下水道事業を開始した。
大相撲の双葉山が初場所に続き、5月場所で自身最後の優勝を全勝で飾った1943年。東急電鉄の大井町線が二子玉川駅から溝の口駅まで延伸した。川崎駅前の商業施設「川崎モアーズ」が「岡田屋」の名で4階建ての本格百貨店として完成したのが1955年。
1967年には市の施設が続々誕生。産業文化会館、日本民家園、等々力陸上競技場が完成した。1979年には市民プラザ、緑化センターがオープン、川崎港海底トンネルが開通した。
ドラマ「東京ラブストーリー」が大ヒットした1991年には、大師橋の架け替え・拡幅工事を開始、06年に完成し多摩川の名所として存在感を放っている。03年には駅前のシンボル的な商業施設「DICE」がオープンした。
市民が楽しめる施設が多く誕生した未年。市制90周年を終え、これからまた新たな歴史を刻む一歩の年になることを期待したい。
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5月3日
4月26日