宮前区は東京のベッドタウンとして発展してきたため、子育て世代が多い地域です。最近では高齢化の傾向も顕著に見られ、求められる医療が多様化しています。宮前区医師会は、各科合わせて100以上の施設と、聖マリアンナ医科大学という大学病院の連携を図り、そうした地域のニーズに対し、良質で最適な医療を提供できるよう地道な活動をしています。
一つの大きな柱が、地域の子どもたちへの医療協力です。小中学校には内科、耳鼻科、眼科の校医を派遣しています。保健福祉センターの乳幼児検診などにも医師会の医師が出動しています。また市では待機児童を減らすべく、保育園を増やしています。医師会では、新しい保育園に園医を推薦しています。
二つ目の柱は宮前休日診療所の運営です。祝祭日、年末年始に内科、小児科の医師が出動し、休日の診療を行っています。
三つ目の柱として、医療情報の発信や啓蒙活動にも力を入れています。それぞれ年2回開催し、大好評をいただいている糖尿病教室と高血圧教室では専門家に最新の情報を紹介してもらったり、食生活や生活習慣と病気の関係について説明してもらっています。病気と闘っている患者さんやご家族はもちろん、成人病を予防したい方にも非常に役に立つ内容です。誰でも参加できますので、ぜひ活用してください。
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