宮前区を会場にした区民車座集会が、5月29日に区役所4階の大会議室で開催された。
同集会は、市民の声がしっかり伝わる身近な市政の実現を目指して、福田紀彦市長が直接区民から意見を聴く場として設けられ、福田市政初年度の昨年度から始まったもの。昨年度も全7区で順次開かれた。
宮前区は昨年度も他会場と比べて参加者が多かったが、今回も参加者26人(定員30人)に、傍聴者が22人おり、市政に対する関心の高さをうかがわせた。
当日は、事前に申し込んだ参加者が、「教育」「こども(保育・障害児支援など)」「こども(安全・安心)」「地域福祉」「高齢者・健康」「市民参加・協働」「緑」「道路・交通」「まちづくり」に分類して、それぞれ市長に対して、意見や提案、質問を行い、それに対して市長が応じた。
席上、医療的支援が必要な子を抱える母親らからの声として、「安全面からスクールバスは使えず、親が送迎せざるを得ないが、車がない人もいる。18歳以降の学校を卒業したあとの支援も足りない」と不安を吐露。市長は、「人材確保も含めて環境整備に取組んでいきたい」などと話した。
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