市内で消防署を名乗る不審な電話に関する相談が９月に入り多数寄せられている。
不審電話の内容は「消防署から高齢者に無償で防災グッズを配布する」と持ちかけ住所や世帯状況など個人情報を聞き出すといったもの。
すでに市内全体で７件、区内では１件の相談が寄せられている（９月21日時点）。
宮前消防署の担当者は「11月には火災予防運動が予定されていることが要因の一つではないか」と話す。
消防では消火器や住宅用警報器などの販売は一切行っていないため、不審な電話があればすぐに消防局もしくは近くの消防署、川崎市消費者行政センター相談窓口に相談するよう呼びかけている。
宮前消防署の金子智哉署長は「署から防犯・防災器具の販売や無料配布の連絡をすることは絶対にありません。万が一おかしな電話があれば気軽にご相談ください」と注意を促している。問い合わせは宮前消防署【電話】０４４・８５２・０１１９まで。
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