神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2016年10月21日 エリアトップへ

小児医療費助成 負担金の導入で決着 来春から小6まで拡大

社会

公開:2016年10月21日

  • LINE
  • hatena

 川崎市の小児医療費助成制度を小学校6年生まで拡充し、小4〜小6に一部負担金を導入する条例改正案が17日に閉会した川崎市議会の第3回定例会で可決された。

 現行の助成制度は小学校3年生まで無料。来年4月から小学校6年生までに対象を拡大し、小4〜小6は上限500円の負担金を導入する。500円までは市民が全額支払い、500円を超えるものは500円のみの支払いとなる。

 福田紀彦市長が市長選で掲げた公約「小6まで医療費無料」と異なることや、負担金の導入に反対する市民から「負担金を導入しないことを求める」請願が提出されていたため、議会の対応が注目されていた。

 議案を審査した文教常任委員会では2日間にわたる審査となった。川崎市は助成拡大した場合の対象人数が約2万5000人増加すると見込み、負担金を導入した場合、約1億5000万円の経費が節減されると見込んでいる。

 議員は負担金の導入が必要と判断した根拠や、1億5000万円の市民負担が必要な根拠などについて質問。執行部は「財政が悪化した場合にも安定的・継続的に制度を運用するために必要」「現在無料の小1〜小3に負担を生じさせないため検討した結果が1億5000万円の自己負担額」などと理解を求めた。

 議案は賛成多数で可決。「制度の拡充に向けて引き続き検討すること」などの内容を盛り込んだ付帯決議が付された。

 県内の小児医療費助成制度で負担金を導入している市区町村はない。横浜市が川崎市と同様に来年4月から一部負担金500円を導入し対象を拡大する。

宮前区版のローカルニュース最新6

今年度最初のロビコン

今年度最初のロビコン

5月28日 ヴィオリラ演奏

5月4日

体験・学ぶ「看護フェスタ」

体験・学ぶ「看護フェスタ」

5月11日 溝ノ口駅前で

5月3日

「風船爆弾」めぐる対談

参加者募集

「風船爆弾」めぐる対談

明大登戸研究所資料館で

5月3日

富士通社員を講師に任用

川崎市教委

富士通社員を講師に任用

市立小・中、高校に4人

5月3日

市民に優勝を報告

Ⅴリーグ連覇のNEC

市民に優勝を報告

5月3日

アユ稚魚2万匹、多摩川へ

アユ稚魚2万匹、多摩川へ

川崎河川漁業組合が放流

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook