先月26日から31日まで、様々な企画を通して核廃絶と平和を訴える、『宮前区平和のための原爆展』が区役所と市民館を会場に開かれ、多くの人が訪れ作品に見入っていた。
6回目となる同展。今回は、専門家から学生・幼児までの幅広い創作作品と、広島平和記念資料館提供の広島の被爆写真等200点を展示。さらに丸木位里・丸木俊の共同作品「原爆の図」の「火」と「水」の特別展示もあり、その強いインパクトに足を止める人が多かった。
開催に先駆けて26日には小田嶋満区長らも出席して開会式が行われ、区長は「改めて平和の尊さを考えるきっかけになればと思う。特にたくさんの若い人にみてほしい」と話した。また、作品を寄せた川崎北高校美術部の竹内亜里沙さんも同席。作品に込めた平和に対する思いなどを語った。
同展の賛同人には、歌手の西城秀樹さんや普天間かおりさんら地元ゆかりの100人以上が名を連ねた。実行委では「新たな核兵器禁止条約の実現に向けての歴史的な一歩には、私たちの取組みもつながっていると信じている」としている。
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