出荷作業を進める生産者の吉田さん
あすは桃の節句。先月末には「馬絹の花桃」の出荷作業が大詰めを迎えた。
花桃は蕾がまだ固い時季に枝を伐採し、「枝折（しおり）」という技術で60センチほどの長さに揃えて束ねられる。長さを揃えることで生けやすく、見栄えも良くなるという。
その後、温度と湿度を高くした室と呼ばれる地下の暗室に入れ、２、３分咲きになったところで出荷する。
生産者の吉田義一さんは「今年は花付きも良く綺麗に色づいた。家庭に届く頃に一番きれいな花桃を楽しんでもらえれば」と話した。
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