神奈川ひまわりクリニックの小野龍太院長に話を聞くシリーズ。先月に引き続き風しんについて。
小野―2018年1月〜10月初めまでの風しん患者数は2017年の同時期に比べ12倍となっています。特に30代〜50代の男性に多いそうです。
発疹・発熱・リンパ節の腫れが主な症状ですが、問題視されているのは「先天性風しん症候群」です。妊娠初期に風しんにかかると、赤ちゃんが難聴、心疾患などの病気をもって生まれてくることがあります。職場や家庭での感染拡大を防ぎ、先天性風しん症候群を防止するため、これまで風しんにかかったことのない方、予防接種をしたことのない方は、ぜひ予防接種を。
川崎市では先天性風しん症候群の防止を目的として「川崎市風しん対策事業」を実施しています。妊娠を希望する女性とそのパートナーの方は抗体検査を公費で受けることができます。当院では予約制で実施しております。条件などの詳細はお問い合わせください。
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