市民団体「みやまえスモールビジネスネットワーク」(佐藤貴房代表)が10月26日、宮前区役所で「マルシェサミット」を開催した。
マルシェを主催する団体や個人らが集い、情報交換を行うことで課題解決や活性化に繋げようと、今回初めて実施された。
農園フェス(平)やサンフェスタ(野川)、ゆ〜ずパーティ(稗原)など区内各地で開催されているマルシェの主催者ら約20人が参加し、3時間にわたって活発に意見交換を行った。参加者からは「飲食の販売許可が難しい。どうしているか」「出店者の選び方は」など運営に関する具体的な悩みが挙がり、各々がとっている方法を共有した。
「最終的には広い会場でサミット参加者合同での大きなマルシェができたら」といった声もあり、足を運びやすく、駐車場を持つ店舗等での開催方法や内容を話し合った。
作家、主催者の出会いの場に
この日はジュエリーアーティストやハーバリウム、羊毛フェルトの作り手など、区内在住の作家も参加。「作品発表や販売の場を求めている」「しっかり収益もあげていきたい」との想いを主催者らに伝えた。
自身もイラストレーターとして活動する佐藤代表は「地域には技術をもつ作り手がたくさんいる。サミットを通して横の繋がりを作ることで、活躍の場を創出できれば」と話す。サミット終了後にはそれぞれが名刺交換をし、イベントに誘い合う場面も見られた。
今後の開催は未定だが、佐藤代表は「今回、かなり具体的な話ができて充実した内容となった。継続して情報交換の場を作っていきたい」と話していた。
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