川崎市中央卸売北部市場商業協同組合(齊藤幸雄理事長)で、子どもたちが茶摘みと紅茶づくり体験に挑戦した。
同市場内の日本茶専門店つな川の指導の元、2012年に宮前区30周年を記念して植えられたお茶の木から、八十八夜を過ぎた5月の連休に茶摘み=写真。萎凋(いちょう)と呼ばれる一晩寝かせる工程を経て、翌日の茶揉みは1時間半ほど続ける重労働だが、子どもたちは楽しみながらも汗を流し奮闘。ホットプレートで乾燥させ、和紅茶が完成した。
参加していた子どもらは緑の茶葉から赤茶の紅茶ができることに驚き、自分で作った紅茶を「美味しい」と啜っていた。
同店の小沢昇店長は「今年は外出自粛のため新茶の買い付けに行けなかったが、子どもたちに体験させてあげることができた。今後も子どもたちのために何かできれば」と話した。
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