聖マリアンナ会東横惠愛病院(赤尾保志理事長)=有馬=の駐車場に10月25日、「別棟」がお目見えした=写真。
新型コロナウイルス感染症対策として、同会が業者と開発を進めるコンテナ式の「簡易陰圧PCR検査室」(幅6m×奥行き2・5m×高さ2・6m)だ。蓄電池を搭載し、トレーラーで指定場所に設置することが可能。簡易陰圧設備を内蔵しており、仕切りを調整することでPCR検査だけでなく、発熱外来診察室としても活用できる。
まだ実用化はしていないが、販売を視野に大学と連携して「医療のデジタル化」など通信分野の研究も進めていく方針。赤尾理事長は「安心安全な街づくりの一助になれば」と話している。
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