馬絹神社で11月15日、藁を編んで縄にする作業が行われた。
これは同神社で約50年前から続く神事の一環。氏子らは、しめ縄に使う藁を育てるため、境内に12平方メートルほどの簡易水田を設けている。4月半ばに苗を植え、8月初めに稲刈りを実施。天日干しと陰干しを経て、しめ縄の軸を作り上げた。縄の長さは6メートル、その数3本。今後は例年通り、12月29日に1本にまとめ化粧を施し、しめ縄を完成させる。
同神社氏子会の田邉英夫会長によると、区内でも、しめ縄を手作りする神社は減っているという。「継続することで伝統行事の担い手を育てていきたい」と述べた。
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