歯科受診を控えていませんか 宮前区歯科医師会会長 梅田和裕氏が語る
新型コロナウイルス感染症の流行で、上半期に歯科治療やクリーニングなど定期管理での受診をためらっていた方々が、状態の悪化とともに来院されるのが見受けられます。予防的な歯科診療を含む治療の中断は、虫歯や歯周病の悪化を招きかねず、新型コロナウイルス感染症の重症化にも関連する生活習慣病のリスク因子にも影響を与えます。
また、歯科医院での口腔のケアは口の中の(歯周病菌などの)細菌数を減らすことで、感染症を抑制する観点からも重要であると考えられます。ご自身でもブラッシングやフロッシングを行って歯垢を除去し、殺菌力のある洗口剤でのうがいなど、いつも以上に口腔内を清潔に保つことが大切です。
現在、宮前区歯科医師会の会員診療所では、従来のスタンダードプリコーション(標準予防策)に加えて、新型コロナウイルス感染症拡大予防としてさまざまな感染予防対策を講じながら歯科診療を行っております。
現在まで、全国の歯科医師会会員医療機関での診療行為による、新型コロナウイルス感染事例は報告されていませんが、ご心配な方はかかりつけ歯科医に相談の上、安心して受診していただきたいと思います。
|
|
|
|
|
|
5月3日
4月26日