神奈川県商店街役員表彰を、小泉俊輔さん(80・犬蔵)=写真=が受賞、1月22日に賞状が贈られた。
永年にわたり商店街の活性化と地域商業の振興に努め、商店街の発展に顕著な功績をあげた商店街の役員に贈られるもので、川崎市内から唯一の選出だった。
小泉さんは宮前区商店街連合会の会長を6期12年務め、区民祭開催など商業活性化に努めたことが評価された。「会員同士、また地域の懇親・つながりづくりに力を入れ努めてきた。気が付いたら80になっていたが、こんな歳に表されるとはありがたい」と小泉さんは感謝を述べる。
地元の蔵敷商店会の創設メンバーで、こちらも20年会長を務めている。
地域活動に尽力する名士
太平洋戦争が開戦した激動の時代に生まれ育った。法政大を卒業し証券会社を経て不動産屋を開業。宅建協会員として視察したアメリカで「不動産業は地域に奉職、仕事は二の次」の言葉に打たれた。以来、法人会宮前区向ヶ丘地区相談役や川崎市観光協会理事、区PTA協議会長、影向寺薬師保存会副会長、平瀬川流域まちづくり協議会副会長などを歴任した。
5年前にすい臓がんを患うも現場復帰。聖マリアンナ医科大学に寄付もした。「これからは次代を担う若い力に託していきたい」と宮前の未来を見据える。
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