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宮前区版 公開:2021年9月10日 エリアトップへ

鷺沼・日吉さん 葉加瀬さんのジャケ絵制作

文化

公開:2021年9月10日

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 鷺沼在住の日吉拓哉さん(多摩美術大学3年)=人物風土記で紹介=が、バイオリニスト葉加瀬太郎さんのCDアルバム『SONG BOOK』のジャケット絵を制作した。

 作品=写真左上=は、葉加瀬さんがバイオリンを弾く様とともに、円を描くように名称をデザイン。四隅には葉加瀬さんを象徴するエトピリカやひまわりが描かれている。日吉さんはオーダーを受け、2カ月ほどで制作。0・03ミリのペンで描き、デジタルで色を載せた。「手を描くのに力を入れた。特徴ある髪は苦労した」と振り返る。

 作品を見た葉加瀬さんは「いいね」と一発OK。「見た目が綺麗だけれど、どこか毒がある。ムスクの香水のよう」と評価した。「うれしかったし、ほっとした。自分のガチャガチャした作風が、葉加瀬さんのクラシックやロック、ポップを混ぜたような作風とマッチしたのかも」と日吉さんは話す。

「バズって」依頼届く

 日吉さんが昨年6月、ツイッター上で「上野の不忍池大氾濫させた」とのコメントと投稿した、大学の課題で制作した作品が評判となり、葉加瀬さんが購入したのがきっかけ。SNSでの交流は続き、葉加瀬さんは友人らとの合同作品展にも来場、食事をともにする仲となった。その間も自身の作品をSNSにアップしていた所、葉加瀬さんから「ジャケット絵を描いてほしい」と依頼されたのだった。

 他人のタッチを真似て描く課題で悩んだ際に、葉加瀬さんは「みんなが良いと思ったものを作り続けるのが良い」とアドバイス。日吉さんは「世界に認められている人の言葉は説得力があった」と吹っ切れ、今も制作活動に精を出している。

 日吉さんの作品は、ツイッターアカウント「@capsuletoyz」で見ることができる。

ジャケ絵の原画を手にする日吉さん(左)と、作品の数々(上)
ジャケ絵の原画を手にする日吉さん(左)と、作品の数々(上)

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