国が今年5月に小学6年生と中学3年生を対象に実施した「全国学力・学習状況調査」の結果が、8月31日に公表された。川崎市の平均正答率は、小中学校ともに全ての科目で全国平均を上回った。
昨年は新型コロナの影響で中止となり、2年ぶりに実施。川崎市では、市立小・中学校と特別支援学校の2万740人が参加した。小学校の国語は、政令指定都市20都市の中で前回8位から2位に上昇。中学校も国語が前回5位から2位、数学が前回10位から4位と順位を上げた。
市教育委員会の担当者は「アンケート結果からも、主体的に学習に取り組む児童生徒が増えていることがわかった。こうした意識の変化が数字に表れたのではないか」と話す。今回の調査結果は、市教委で分析した上、11月をめどに市総合教育センターのウェブサイトに公開予定。
同調査は、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の改善や学校教育の充実につなげようと実施されている。内容は、国語と算数、数学の学力調査と、学習や生活などに関する意識調査。
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