川崎市は11月29日、長年に渡り民生委員児童委員として活動する功労者に感謝の意を込めて、市産業振興会館で表彰式を行った。
受賞したのは25年勤続2人と20年40人、15年5人、10年17人だった。
福祉活動の事例を発表する「川崎市民生委員児童委員大会」は新型コロナウイルス感染症の影響で2年連続中止に。表彰式のみが行われた。区内からは20年功労が6人。15年が1人、10年が1人選ばれた。
川崎市民生委員児童委員協議会副会長や、宮前区民児協の会長を務める小谷田實さんは「高齢化や児童に関する社会問題など、以前より民生委員児童委員のあり方が変わりつつある。これからも地域のためになる活動ができれば」と決意新た。
宮前第4地区で会長を務め、同地区の情報発信でインスタグラムアカウント運営などの活動を進めてきた山本良子さんは「長いようで短かく感じた期間だった。民生委員のみならず、町内会や自治会、社会福祉協議会の先輩に教えられながら地域福祉が成り立っている事を学んだ20年になった」と話す。
宮前区主任児童委員部会長で、児童向けイベントの支援などを進めてきた目代由美子さんは「歴代の人たちと楽しく活動できた。これからも支援を通して喜んでもらえるような取り組みを進めたい」と思いを語った。
区内からの表彰者は以下の通り(敬称略)。
【20年勤続功労者】▽目代由美子(宮前第3)、山本良子(同第4)、小谷田實(同第5)、谷毘里(同第6)、青木森隆(向丘第1)、久保田康英(同)
【15年勤続功労者】▽持田和子(宮前第2)
【10年勤続功労者】▽岩崎由美子(同第4)
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