地域に根差した文化財を新たに顕彰する川崎市地域文化財の第4回選定結果が11月9日に発表され、市内で31件、宮前区から3件が選ばれた。
宮前区からは「影向寺影向石碑」(野川本町3の4の4)と「王禅寺道の道標(庚申塔)」(神木本町4の23の30)「王禅寺道の馬頭観音(道標)」(土橋6の2の8)が選ばれた。
「影向寺影向石碑」は有形文化財(歴史資料)として登録。延享3年(1750)に和泉国の森本宜直が建立したもので、傍らにある影向石の窪みの清泉を飲み、眼病が治癒したことから、その神霊への感謝の言葉が刻まれている。麻生区にある王禅寺を参詣する「王禅寺道」の2つは有形民俗文化財に。文化12年(1815)建立の道標を兼ねた庚申塔には「東二子道」「西王ぜんじ道」「北ふちう道」、馬頭観音には「南大山道」「東二子道」「北登戸道」「西王禅寺道」と記されている。
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