露木代表と嵩下さん（左）ら
女性の活躍推進やワーク・ライフ・バランスの支援などに取り組む地元企業を川崎市が認証する制度「かわさき☆えるぼし」。２０２１年度の認証書贈呈式が１月17日、市役所第３庁舎で開かれた。宮前区からは新たに露木建設（株）（露木直巳代表取締役）＝野川台＝が区内で唯一認証された。区内企業では３社目。
同社は従業員25人のうち、６人が女性。これまで現場経験者の男性を採用してきた技術分野の役職に未経験の女性を採用するほか、トイレの増設などに取り組んできた。女性に限らず働き方改革に注力し、課題別にチームを組織。教育環境の整備などを進め、社内全体で改善に努めた。
今回の認証を中心となって進めた嵩下（だけした）香純さんは「今後もなぜ女性活躍推進が必要なのかという根本的な問題から、考えていきたい」と話し、露木社長は「社員全員が気持ちよく働ける環境をこれからも作りたい」と今後の展望を語った。
川崎市内の認証企業は昨年度区内から認証された福吉塗装（株）と（株）ＮＩＴＴＯの２社を含む83社となった。
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