「タウポ」で川崎活性を 年内100店舗の加盟目指す
川崎市内の経済の活性化を図るための共通ポイント「TowPo(以下、タウポ)」がこの春、新たに登場する。普及活動を行うタウポ事務局では当面、川崎区内を中心に加盟店の募集や買い物客への周知活動などを行う。
地域社会への還元にも活用
各地の量販店やショッピングセンターなどでポイントシステムが導入される中、新たに登場したポイントシステムが「タウポ」だ。タウンポイントの略称で「ポイントを使って街を活性化させる」のが狙い。
具体的にはポイント加盟店で買い物をする際、100円購入する度に1ポイントが付与される。一般的なポイントシステムと同様、一定数貯まれば、様々なサービスを受けられる。ただ、有効期限の過ぎたポイントについては地域社会に寄付される。所有する携帯電話あるいはJR東日本などで導入されている「Suica(スイカ)」と私鉄や地下鉄などで利用される「PASUMO(パスモ)」がポイントカードとなり、申込書の記入を一切しない点が買い物客にとってのメリットだ。
タウポ事務局長を務める小長井可織さんによると、現在のところ、川崎駅東口にある仲見世通商店街内の飲食店、美容室などを中心に約20店舗が加盟するが小長井さんは「年内で100店舗加盟を目指したい」と意気込みをみせる。また、「タウポを通じ川崎を女性がもっと楽しめる、活気溢れる街にしたい」とも話している。
3日に設立式典開かれる
今月3日には川崎区日進町の川崎日航ホテルでタウポ事務局の設立記念式典が開催された。挨拶に立った小長井事務局長は設立までのいきさつを述べるとともに、ポイントシステムの普及に意欲を見せた。来賓者からは「大きな革命だ」「他地域との差別化を図る上で、タウポは有益だ」など
川崎地域活性化の起爆剤としての期待を寄せていた。
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4月26日
4月19日