川崎区役所 区の花木制定に向け本格始動 今夏に委員会設置し検討 決定は来年4月
川崎区役所が区制発足40周年にあたる来年度に「区の花」「区の木」を制定する。今夏にも制定委員会を設置し、候補となる花木のリストアップや制定後の活用方法などの検討に入る。
区の花木の制定は、川崎区に在住する住民や市民団体などで構成される川崎区民会議の提案を受けて実施される。
現在、川崎市内7区のうち、区の花木がないのは川崎区のほか、幸区、麻生区の3区。川崎区では環境や自然に対する区民の意識を高めることが、地域課題に挙げられている。区のシンボルである花木を制定することにより、地域緑化の推進や川崎区のイメージアップの向上に結び付けていく狙いがある。来年度は区制発足40周年の節目を迎えることから、来年4月の正式制定を目指すこととなった。
区役所関係者によると、7月には学識・有識者や区内関係団体のメンバーらからなる制定委員会を設置し、区の花木の候補の選定作業に取り組み、公募方法や選定後の活用方法を決めていく。
区民会議中間報告書を区長に
川崎区民会議の中間報告書がまとまったことを受け、今月1日には魚津利興川崎区民会議委員長らが川崎区役所を訪れ、豊本欽也区長に報告書を手渡した(=写真)。区民会議は、高齢者部会、子ども部会、環境部会に分かれ、区の花木制定のほか、高齢者向けウォーキングマップの作成などを提案している。通常は最終報告を受けて区が取り組むが、「前倒ししてできることは行いたい」と豊本区長は話す。
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4月26日
4月19日