旧東海道川崎宿 5ゾーンに分けアピール 市民グループが提案書
旧東海道川崎宿周辺の神社仏閣、石碑やイベントなどをまちづくりに活用する提案書「東海道川崎宿2023いきいき作戦 第弐巻」がこのほど発行された。冊子を通じ、市民に川崎宿への関心を持ってもらい、まちづくりに参加してもらいたいとしている。
冊子は「東海道川崎宿を活かした地域活性化推進組織」(金岩勇夫代表)が発行。東海道川崎宿を活かしたまちづくりを目指し、2000(平成12)年からワークショップを重ね、その結果をもとに提案書としてまとめたもので2003(平成15)年に続き2冊目となる。川崎宿起立400年にあたる2023(平成35)年までの実現に向けての活動指針にもなっている。
この中では旧東海道の川崎宿を5つのゾーンに分け、芭蕉ゾーン(八丁畷駅周辺〜市電通り)や坂本九さんゾーン(市電通り〜新川通り)、(佐藤)惣之助ゾーン(新川通り〜市役所通り)など川崎区にゆかりの深い人物の名前などをつけ、各ゾーンにある碑や石碑などの資源や特徴を活かしアピールしていくことを提言。他にも2013(平成25)年度に完成予定の「(仮称)文化交流拠点施設」などを活かしたコミュニティ拠点作りや楽しく歩ける歩行空間の整備、ゆかりの人物関連のイベント開催など、「歴史資源の保存」とそれを活かしたまちづくりなど16の具体的な取り組み案がまとめられている。
同提案書は1000部発行。A4サイズで全42ページ。川崎区役所、大師支所、田島支所で川崎区民を対象に数量限定で無料配布している。
詳細・問い合わせは、川崎区役所地域振興課(【電話】044・201・3136)。
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4月26日
4月19日