神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2011年11月4日 エリアトップへ

災害弱者の対応どう考える 13日、高津区でシンポジウム

公開:2011年11月4日

  • LINE
  • hatena
写真展「津波に襲われた町 岩手県大槌町、山田町」で被災地の被害の大きさを伝える
写真展「津波に襲われた町 岩手県大槌町、山田町」で被災地の被害の大きさを伝える

 3月11日、人々はどう行動し、どんな避難生活を過ごしてきたのか――。震災時の対応を考えるシンポジウム「震災、つながる、川崎」が11月13日(日)、川崎市立養護学校(高津区)で開かれる。専門家や被災者らが参加し、災害弱者ともいわれる障害者への対応にも目を向ける。

 主催するのは多摩区内のNPOや社会福祉法人などで構成される同実行委員会。主催者によると、被災地の避難所では障害者への対応に様々な課題が浮かび上がったという。大声を出す子どもの周囲への迷惑を気遣い、親が追い詰められるケースもあったという。

被災者が体験談

 シンポジウムでは災害弱者への対応を考えてもらおうと、被災地の福祉施設の職員で自宅をボランティアの宿泊場として提供した藤原伸哉さんを招いた。障害者の避難所生活の実状を伝えるという。被災地に派遣された川崎市健康福祉局職員の川上賢太さんや津波で自宅を流された被災者も体験談を話す。

 講演後にはグループごとに分かれて震災について思うことを話し合う企画もある。

 会場では写真展「津波に襲われた町 岩手県大槌町、山田町」も開催される。

 主催者は「震災時のネットワーク作りのきっかけができれば」としている。

 時間は午後1時から4時まで。定員200人。入場無料。会場は同校体育館(高津区久本3―7―1/溝の口駅徒歩10分)。

事前申込み制

 参加は申込み制。申込みは▼名前▼連絡先▼グループで話したい内容や関心のあるテーマ――をFAXまたは電話で伝える。申し込み期限は11月11日午後5時。

 問合せ・申込みは社会政策研究会かわさき事務局(【電話】【FAX】044・244・7610)まで。
 

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

小児がん支援に注力

小児がん支援に注力

川崎中央RC

11月29日

「川崎らしさ」壁一面に

「川崎らしさ」壁一面に

市内在住アーティスト合作

11月29日

平間小6年生がコラボ

ブレイブサンダースの催し

平間小6年生がコラボ

SDGsの大切さ伝える

11月29日

川崎発の新型太陽電池

KAWASAKI NOTE

川崎発の新型太陽電池

ノーベル賞受賞に期待

11月29日

巨匠が競演、歌舞伎展

巨匠が競演、歌舞伎展

浮世絵ギャラリーで

11月29日

裵重度氏が死去

裵重度氏が死去

青丘社前理事長

11月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月15日0:00更新

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook