震災からまもなく1年 各地で様々な活動や集まり 脱原発を求めてデモも
死者1万5853人、行方不明者3282人(警察庁発表2月24日現在、関連余震被害含む)、未曾有の被害をもたらした東日本大震災から間もなく1年が経過する。3月11日を中心に様々な復興支援活動や脱原発の集会が開かれる。
サッカーJ1川崎フロンターレによる「ReMind-1」活動
サッカーJ1川崎フロンターレは被災地の継続的な支援の輪が広がるようにと「ReMind-1」と位置づけ、様々な取り組みに力を注ぐ。
3月11日(日)には前日のアルビレックス新潟戦でスタメン出場した選手が、高津区のJR武蔵溝ノ口駅前ペデストリアンデッキスペースで街頭募金に立つ。
これまでフロンターレでは4千7百33万6千17円(2011年12月28日時点)の義援金を集めて被災地に送っている。今回の街頭募金を通じ「これまで以上に支援活動の強化していく」と関係者は話す。
24日(土)には中原区の等々力競技場で正午から午後1時まで被災地の子どもたちを招待し、タレントのKONISHIKI氏(元大相撲大関)、川崎憲次郎氏(プロ野球解説者)、ワイナイナ氏(元マラソン選手)、所英男氏(格闘家)、フロンターレ選手ら新旧アスリートが復興支援活動などを行う団体「TEAM NIPPON」と合同復興イベント「ReMind-1大運動会」を開催する。
脱原発を訴え集会
3月11日(日)に川崎市にゆかりのある、ミュージシャン、俳優、小説家、神父、学者、医師、法律家などが名を連ねる原発ゼロへのカウントダウンinかわさき実行委員会が中原平和公園(野外音楽堂)で脱原発集会を行う。時間は午前11時から2時まで。
野外音楽堂をメインステージに和太鼓の演奏や若い人たちのバンド演奏、子どもたちによる合唱などを行なうほか、各団体やグループの情報交換などが行われる。最後にはデモ行進を予定。主催者は「参加者希望者はシンボルカラーのイエローを身に付け参加してほしい」と呼びかけている。
詳細は、同実行委員会事務局(【電話】044・211・0121)三嶋実行委員長か(【電話】044・722・4445)丸山事務局長まで。
各地な机上防災講座も開催
幸市民館(幸文化センター)では識字ボランティアグループが「日本人も外国人もともに大災害を乗り越えよう〜東日本大震災における外国人支援活動から学ぶ〜」と題した講座を3月17日(土)に、午後2時〜4時まで行う。
NPO法人多文化共生マネージャーで全国協議会理事の高橋伸行さんを講師に招き開催する。定員は30人(先着順)。
申込みは幸市民館(【電話】044・541・3910)。
3月25日(日)は机上防災訓練研究会が防災フォーラム「女性の視点で考える防災」を開催。時間は、午後1時30分から4時まで。
当日は危機管理アドバイザーで危険管理教育研究所代表の国崎信江さんを講師に招き基調講演を行う。
申込みは3月15日(木)午前10時から電話で受付(先着順)。
申込みは幸市民館(【電話】044・541・3910)。
稲毛神社、若宮八幡宮で復興祈願祭
川崎区宮本町の稲毛神社では3月11日(日)午前10時から復興祈願祭を開催。同区大師駅前の若宮八幡宮でも同日、地震が発生した午後2時46分頃に合わせ、関係者とともに黙祷をささげるとともに、復興祈願祭を行う。
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5月3日
4月26日