パレール商店会 若者の発想で活性化を 学生とホームページ作成
川崎区東田町のパレール商店会(肥沼孝政会長)が大学生と集客や活性化に向けた商店会独自のホームページ作成に乗り出した。同商店会関係者は、若者のアイディアや発想に期待を寄せる。
商店会では、パレールの魅力をより多くの人に発信しようと、今年初めにホームページを作成することを決めた。そうした中、商店会加盟店の「みかげのたま」を運営する(株)神奈川こすもすの野尻成久さんが、かねてから親交のある和光大学の小林猛久准教授に話しを持ちかけたところ、経営メディア学科の産学連携実践論の一環として大学生が参加することになった。同講義ではこれまでも文具メーカーと連携し、商品開発なども手がけている。商店街との連携は今回が初めて。
4月26日には、同商店会と学生42人で意見交換が行われた。学生からは「駅からのアクセスをわかりやすくしたほうがよい」「商店街内の店舗案内板を見やすくしたほうがよい」などの意見が寄せれた。
話し合いは今後も月1度のペースで行われる。大学生から出た意見と商店会としての意向を踏まえ、イベント情報や周辺地域の魅力などを掲載したホームページの作成を目指す。開設は来年4月を予定。また8月上旬の夏祭りや10月の「いいじゃんかわさき」内でも学生がイベントを企画。集客や活性化に向けた様々な取り組みに参加していく。
肥沼会長は「学生の新しいアイディアを取り入れながら、活力ある商店街を目指し、更なる利用者拡大を図りたい」と話している。
|
|
|
|
|
|
4月26日
4月19日