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川崎区・幸区版 公開:2012年6月29日 エリアトップへ

川崎・幸区からは3人 2012年度 県民功労者表彰

公開:2012年6月29日

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左から薄衣さん、星野さん、山下さん
左から薄衣さん、星野さん、山下さん

 神奈川県は4日、2012年度神奈川県県民功労者表彰を行った。公共の福祉に長年貢献した人物や団体に贈られる、県の最高表彰の一つ。県は今年度、県内の46人と5団体(川崎区と幸区からは3人)を表彰した。

 川崎区からは薄衣(うすぎ)敏則さん(神奈川県メッキ工業組合副理事長)と星野貞策さん(元神奈川県公衆浴場業環境衛生同業組合副理事長)、幸区からは山下秀男さん(社団法人川崎市交通安全協会会長)が表彰の対象となった。長年にわたる組合などでの活動が、今回の評価につながった。

 表彰を受け、薄衣さんは「メッキは縮小している業界。みなさんが生き残れるように支えていきたい」と今後の組合活動への抱負を語った。神奈川県メッキ工業組合には現在62の企業が加盟。薄衣さんは株式会社薄衣電解工業(川崎区池上新町)の社長を務める傍ら、1975年から同組合の理事として活動してきた。「加盟企業がなんでも相談できる組合」を目指し、活動を続けている。

 市交通安全協会会長の山下さんは、交通安全指導の実施などで事故数の減少に貢献してきた。それでも今回の表彰を契機に「ピークに比べて減っているとはいえ、ゼロではない。悲惨な交通事故を少なくしていかなければ」と気を引き締める。幼少期から住む幸区で、三五紙業株式会社(幸区遠藤町)を経営。財団法人神奈川県交通安全協会の副会長も兼任している。

 薄衣さんと山下さんが現役で活動している一方で、星野さんは10年以上前に副理事長を退任。現在は先代が開いた「星乃湯」(川崎区追分町)の経営も、息子の実さんに引き継いでいる。まだ大切に箱にしまわれたままの表彰状を手に、星野さんは「こんなに大きなものをもらえて」と感慨深げだった。
 

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