はいさいフェス 本日から 沖縄文化を発信の機会
チネチッタ通り商店街振興組合(猪熊俊夫理事長)とラ チッタデッラ主催の「はいさい FESTA2013」が、本日3日から6日まで、ラ チッタデッラ(川崎区小川町)で開催される。今回で10回目の同フェス。昨年は約16万人(主催者発表)が来場するなど、川崎に根付く沖縄文化発信の機会となっている。
沖縄文化の祭典として、毎年ゴールデンウィークに行われている「はいさい FESTA」。開催の背景には、川崎に多く住む沖縄系の人々と、彼らが現在まで守ってきた沖縄伝統芸能の存在がある。
川崎に多くの沖縄系の人々が移り住んだのは大正時代。現在の川崎競馬場の位置にあった紡績工場で出稼ぎとして働いていた沖縄県出身の女性とその親類がルーツとなっている。故郷に思いをはせて受け継いできた舞踊や楽器演奏が今に残っている。同フェスの後援を務める川崎沖縄県人会の比嘉孝会長は「今ではエイサーや三線のサークルに、沖縄と血縁のない人も多く参加しており、沖縄文化が川崎に浸透してきたと感じる。はいさいFESTAはそんな沖縄文化を発信できる機会」と話す。
期間中はエイサーの披露やフリーライブ、映画祭など、沖縄文化を堪能できるイベントが毎日催される。5日の音楽祭には沖縄出身の人気アコースティックバンド「BEGIN」が登場。ソーキそばやマンゴーかき氷など、沖縄の味が楽しめる屋台も4日間通して出店する。
ラ チッタデッラの担当者は「見て楽しめるだけでなく、エイサー後の『カチャーシー』(手踊り)などは市民の方も参加できるようになっている。ぜひ沖縄文化を体感してほしい」と市民に来場を呼び掛ける。詳細は同フェスの公式ホームページ(http://lacittadella.co.jp/haisai/)まで。
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4月26日
4月19日