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川崎区・幸区版 公開:2014年3月7日 エリアトップへ

ビーチバレー育成組織設立 マリエン拠点に4月始動

スポーツ

公開:2014年3月7日

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国内大会の会場としても利用されている川崎マリエン(C)JBV
国内大会の会場としても利用されている川崎マリエン(C)JBV

 世界に通用するビーチバレー選手の育成を目的に「一般社団法人川崎ビーチスポーツクラブ」が発足した。スタッフを務めるのは、日本ビーチバレー連盟前理事長の瀬戸山正二さんら、元五輪選手たち。川崎マリエン(東扇島)を拠点に、4月から本格始動する。

 設立の背景には、日本のビーチバレー界の人材不足がある。ロンドン五輪では、女子が出場権を逃し、男子も本戦で全敗。浅尾美和さんや朝日健太郎さんらスター選手の引退も続いた。「リオ五輪では一人も選手が出場できないのでは」。危機感を抱いた瀬戸山さんらが、4面のビーチコートや、ナイター設備、トレーニング施設が揃う川崎マリエンでのクラブ設立を決めた。

 同クラブの行う事業は▽プロチーム「White Sun's」の運営▽16歳以上の選手を対象としたアカデミー事業▽地域での競技普及活動――の3つ。

 プロチームの設置には、トップ選手に対し、集中して取り組める練習環境を提供する意図がある。現在、日本の第一線で活躍している選手の中にも、アルバイトやスポンサー探しを自ら行う選手が数多く存在する。同クラブでは、運営費をスポンサー収入やアカデミー受講料、個人で加入できるサポーター会員や、団体向けのパートナー会員の会費で賄い、選手の負担を軽減する。

 サッカーなどの競技では一般的な、地域に密着した育成環境にもこだわった。大人から子どもまで参加できるビーチバレー教室や大会、ビーチを活用したイベントの定期的な開催で、地域にビーチバレー文化の定着を図る。「スクールやアカデミーで育った選手が活躍すれば、地域の人も応援したくなるはず。その応援は必ず選手の力になる」。地域に根ざして選手育成を行う意義について瀬戸山さんはそう語る。

 21日(祝)にはスクール体験会も開催する。申し込み先着30人。問い合わせは同クラブ(【電話】044・287・6085)へ。
 

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