市民団体主催 惣之助偲ぶ 俳句大会 5月、本町で 作品募集中
川崎区出身の詩人・佐藤惣之助の5月の命日にあわせ、「酔花忌(すいかき)」と呼ばれる俳句大会が毎年開かれている。これまでは稲毛神社で開催されていたが、20回目の節目の今年は、本町の東海道かわさき宿交流館に場所を移す。多くの区民に参加してもらおうと、現在、俳句の作品を募集している。
佐藤惣之助は1890年(明治23年)、橘樹郡川崎町生まれ。『大阪タイガースの歌(通称、六甲おろし)』をはじめ、『赤城の子守唄』『人生の並木道』『むらさき小唄』などの作詞を手掛けたことで知られる。俳句は12歳の時から学び、『春羽織』などの句集を残す。
酔花忌俳句大会は、川崎今昔会(斎藤文夫会長)と川崎区文化協会(米山実会長)が主催。20年前から命日にあたる5月15日近辺に行われ、参加者同士で俳句を詠みあう。名称は惣之助の俳号「酔花」に由来する。例年、稲毛神社で実施されているが、20回目の節目は惣之助が東海道川崎宿の名家で生まれたことから東海道かわさき宿交流館で開かれることになった。惣之助の功績を広く区民に知ってもらおうとの思いもある。
5月11日の開催に合わせ、現在、俳句を募集している。川崎区文化協会の小笠原功さんは「毎年、初心者でも表彰されていますので気軽に応募していただければ」と話す。
費用は2句1組で1千円。何句でも応募できる。希望者は句を書き添えて〒210―0013 川崎区新川通の7 川崎今昔会俳句大会事務局 高須まさ子さんへ。4月20日(日)締め切り。
問い合わせは、東海道かわさき宿交流館(【電話】044・280・7321)
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5月3日
4月26日