若宮でDJイベント 本日から 屋台も多数出店
「川崎や大師の若者を盛り上げたい」、「音楽だけでこんなに楽しめるんだと知ってほしい」――。そんな思いを持った区内の飲食店経営者・安藤順也さん(47)らが本日8月22日からの3日間、若宮八幡宮(中村博行宮司/大師駅前)の境内でDJをメーンとした音楽イベントを開催する。時間は各日とも午後4時から8時。
境内に設置するDJブースには、3日間で13人のDJが登場。80年代のソウルミュージックから、最新の洋楽ヒット曲まで、多種多様な音楽をセレクトし、境内を老若男女が楽しめる音楽空間に変える。会場の中央には、来場者が自由に踊ったり、子ども達が遊び回ったりできるスペースを確保。
屋台も多数出店。タコスや牛ヒレカレー、から揚げ、かき氷、フランクフルト、酒類のほか、アクセサリーや帽子を取り扱う露店も軒を連ねる。
地元出演者にこだわり
主催する安藤さんは、地域活性化を目的に、2年前にも若宮八幡宮で音楽バンドをメインに据えたイベントを開催している。
前回以上に徹底したポイントには「地元の人々」へのこだわりがある。川崎区を拠点に活躍するDJや、区内の飲食店を中心に声をかけ、出演者、出店者の大部分を川崎区にゆかりのある人で固めた。
手本としたのは、アメリカなどで盛んに行われている「ブロックパーティー」。1つの街区の住民たちが集まって、音楽やダンスを楽しむ、地域ぐるみのお祭りだ。3年前に「ブロック――」を題材にしたドキュメンタリー映画を観賞し、「どこの地域でも工夫次第でできるし、画期的なイベント」と感銘を受けた安藤さんが「川崎でもこんな祭りを仕掛けてみたい」と今回のイベントを思いついたという。自身が経営する音楽バー「カールバー」でプレイしているDJや、区内の飲食店に頼んで回り、自力で出演者・出店者を集め、3年越しで理想のイベント開催にこぎつけた。
安藤さんは「若い人はもちろん、お年寄りや子ども達にも楽しんでもらいたい。気軽に足を運んでください」と呼びかけている。
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5月3日
4月26日