地域の見張りの目を強化し、町内から犯罪をなくそうと、大島上町町内会(吉澤伸五会長)は27日、川崎警察署と合同パトロールを行った。マイクで注意喚起をしたほか、チラシの配布を行った。
同町内では今年6月に田島公園で不審火が発生。女性物の下着が盗まれる窃盗被害が相次ぎ、痴漢未遂も発生していることから、町内会では警察を交えた地域ぐるみによる防犯対策を検討していた。神奈川県警が毎月27日を「交番の日」と制定していることから同日に大規模なパトロールを実施することになった。
この日は大島上町の町内会、子ども会、婦人会、年配者の集まりである楽友会の有志45人と川崎警察署署員約10人が参加。田島公園から2班に分かれ、町内を巡回した。マイクで同地域での犯罪の実情を訴えたり、交通事故、振り込め詐欺の注意喚起を行ったほか、住宅に啓発チラシを投函した。
吉澤会長は「今回のパトロールを通じて地域の見張りの目の強化につなげていきたい。警察との防犯パトロールは有意義なものでもあり、他の町内会にも紹介していきたい」と語った。
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