川崎市は、人手不足が深刻化している建設関連企業だけに特化した合同就職説明会を11月21日(金)、川崎市産業振興会館1階ホール(幸区堀川町)で開く。市では建設業界の課題解決と雇用創出に結び付けたいとしている。
川崎市の建設・電工関係の9月の有効求人倍率は約3倍。市内7区全職種の9月の有効求人倍率の平均約0・7倍を大幅に上回り、人手不足を示している。
建設業界をめぐっては、人手不足に加え、資材高騰などの影響で公共工事の契約不調に至るケースが増えつつあるという。建設業関係者からは「仕事はあるが人がいないので仕事を取りに行けない」という声も聞かれる。2020年の東京オリンピックを控え、今後人材不足がますます深刻になることも懸念されていることから市では合同就職説明会を開催することになった。
説明会には市内の建設、電気工事、塗装、空調工事、管工事など計33社が参加。現場作業だけでなく事務や営業職の求人もあるという。「建設関係というと、3K職場という印象を持っているだろうが、最近は人材育成に力を注ぐ企業も少なくない。採用担当者から直接話しを聞くことで、これまでのイメージが変わるかもしれない。気軽に参加してもらいたい」と呼びかける。
参加無料で申し込み不要。時間は午後1時から4時、受付は午後0時30分から。入退場は自由。
問い合わせは、川崎市経済労働局労働雇用部(【電話】044・200・3212)。
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