神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2015年5月29日 エリアトップへ

市動物愛護センター 犬の殺処分 2年連続ゼロ ボランティアらも貢献

社会

公開:2015年5月29日

  • LINE
  • hatena
センター職員と預かっている犬(4月28日撮影)
センター職員と預かっている犬(4月28日撮影)

 川崎市動物愛護センター(高津区蟹ヶ谷)は2013年度に続き2014年度も、収容した犬の殺処分ゼロを達成した。同センターの角洋之所長は「職員だけでなく、引き取り手探しなどに協力していただいたボランティアの方々のおかげ」と話している。

 川崎市動物愛護センターは1974年の設立後、初めて2013年度に犬の殺処分がゼロになった。14年度は前年より20匹多い141匹の犬を収容したが、2年連続での殺処分ゼロを達成した。

 角所長によると、達成は職員をはじめ、同センターに登録している市内外約30の動物愛護団体、個人ボランティア41人の努力があったから。引き取り手探しだけでなく、犬を手放そうと引き取り相談に来た飼い主に、適切な飼い方や最後まで責任を持って飼う「終生飼養」を伝える指導などにも尽力。74匹に新たな引き取り手が見つかり、67匹が飼い主の元へ戻った。

猫も大幅減

 猫の殺処分数は収容した計437匹のうち12匹。前年度の54匹から大幅に減少した。ただ昨年度、県動物保護センター(平塚市)では収容した犬508匹、猫595匹の両方で殺処分ゼロを達成している。角所長は殺処分数の減少につなげるため、収容数を減らそうと「市でも猫の避妊・去勢手術をさらに広め、人が適正に猫を管理する啓発に力を入れたい」と語った。

 問い合わせは市動物愛護センター(【電話】044・766・2237)へ。

引き取られた生後数日の子猫
引き取られた生後数日の子猫

川崎区・幸区版のトップニュース最新6

川崎区版SDC始動

川崎区版SDC始動

地域課題解決へ

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

歌で市制100年盛り上げ

地元演歌歌手吉村明紘さん

歌で市制100年盛り上げ

新曲『KAWASAKI』で

4月19日

かこさんのプレート披露

幸区

かこさんのプレート披露

ゆかりの公園で活動紹介

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

誘客拡大のヒント探る

川崎商議所

誘客拡大のヒント探る

スポーツ、観光事業者が意見交換

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook