神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2016年9月9日 エリアトップへ

神奈川県が開所式 県政報告 殿町に再生細胞医療の拠点が完成 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ

公開:2016年9月9日

  • LINE
  • hatena

 殿町地区に整備された再生細胞医療の集積拠点「ライフイノベーションセンター」の開所式が8月25日、開かれました。地上4階建てで延べ床面積は1万6000平方メートル。これまでに遺伝子治療の臨床開発を手掛けるタカラバイオや、がんの免疫治療薬の研究開発をするグリーンペプタイドなど20の事業者の入居が決定しており、床面積ベースで9割が埋まったと聞きました。

繰り返した質問と提言が結実

 2011年12月、神奈川県は横浜市、川崎市と共に京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区を勝ち取りました。以来、私は川崎をライフサイエンスの拠点とし、最先端の医療を世界に向けて発信していきたいと、特別委員会、常任委員会、予算委員会、本会議一般質問と途切れることなく、質問で取り上げ、提言と要望を繰り返してまいりました。

 県も2013年には殿町地区での拠点整備を検討。本年4月ようやく完成しました。最先端の研究を牽引するベンチャー間の交流や、実際に再生細胞医療による治療が行えるクリニック、世界とのパイプを太くする海外施設(スコットランド)の進出など、私がこれまで提案してきたことが実現されようとしています。

命救う研究が川崎から世界へ

 黒岩祐治知事は開所式で「再生細胞医療の世界最先端の人々が集まった。最先端の医療、技術を追求して経済のエンジンを回し、超高齢社会という課題を乗り越えたい」と述べ、福田紀彦市長は「一人で見る夢は、夢のままでも、みんなで見る夢は実現する」と県とのさらなる連携を示し、入居者であるリコーの三浦善司社長は「1社でできることは限られる。国内外の企業などと連携し、神奈川発の事業を実現させていきたい」と言葉を添えました。

 2020年には多摩川対岸の羽田空港とセンター周辺が橋で結ばれる予定です。再生細胞医療の研究で、川崎が世界の中心になる日も遠くありません。

開所したライフイノベーションセンター(LIC)
開所したライフイノベーションセンター(LIC)

西村くにこ

横浜市中区日本大通り1番地

TEL:045-210-7630

http://xn--y8ji5e5170a8y9a.com/

川崎区・幸区版の意見広告・議会報告最新6

妊娠・出産SOS 相談当事者に寄り添った周知を

市政報告【7】

妊娠・出産SOS 相談当事者に寄り添った周知を

あしたの川崎・日本維新の会市議団 (幸区選出)なすのあやか

5月3日

「もったいない」を「ごちそうさま」に子ども食堂へ全国初の取り組み

県議会報告

「もったいない」を「ごちそうさま」に子ども食堂へ全国初の取り組み

県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ

4月26日

外国人市民の支援体制充実へ

市政報告【5】

外国人市民の支援体制充実へ

みらい川崎市議会議員団 長谷川ともかず

4月12日

小児医療費助成制度の拡充を!!

政令市の75%が高校生まで対象拡充へ 市政報告

小児医療費助成制度の拡充を!!

みらい川崎市議団 しま りょうた

4月5日

会計年度任用職員の報酬額アップ

市政報告

会計年度任用職員の報酬額アップ

川崎市議会議員(川崎区)みらい川崎市議団 林としお

4月5日

一年間の議会活動を振り返る

市議会報告 あしたの川崎・日本維新の会川崎市議団

一年間の議会活動を振り返る

仁平かつえ なすのあやか

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook