世界骨髄デーを知っていますか? 県政報告 骨髄ドナーを増やそう! 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
「世界骨髄ドナー デー」。知らない方も多いと思います。それもそのはずで、今年から9月の第3土曜日を世界の非血縁ドナーの日と定め、全世界の臍帯血を含めたドナーを称えることになりました。現在、世界で2500万人のドナー登録が達成しています。また、本年は日本骨髄バンク設立25周年でもあり、9月17日には記念の全国大会が横浜で開催されました。
ドナー登録は減少傾向
日本では年間約1万人の方が白血病などの血液の病気を発症し、そのうち2000人以上の方が骨髄バンクを介する移植を必要としています。しかし、高齢化などの課題から、ドナー登録者は減少傾向にあり、実際に移植を受けられるのは、患者さんの6割程度に留まります。
私は、今年2月の定例会で、骨髄ドナー登録者の増加に向けた取り組みを訴えました。これを機に、防衛大学校や保健福祉大学、北里大学など県内の大学構内でドナー登録会が開催され、多くの若者が協力してくれました。
一般質問での提案が実現
また、県では2013年度から国の緊急雇用創出事業を活用し、献血ルームにドナー登録説明員を配置したところ、ドナーが13年度は1890人、14年度は1860人と12年度の752人と比べて約2.5倍の新規登録がありました。しかし、緊急雇用創出事業が終了した昨年度は、551人と大幅に減少。私は、ドナー登録を増やすためには、説明員が直接、登録を呼びかけ、疑問に答えることが有効であると訴えていました。県では今年から、説明員を要請する講座を開催しています。
気軽にどうぞ、献血ルーム
私自身も骨髄ドナー登録はもちろん、説明員の資格を取り、微力ではありますが活動しています。川崎では「かわさきルフロン献血ルーム(9階)」で毎月第2土曜日の午後、ドナー登録会を開催しています。18歳から54歳までの方が登録できます。
まずは、お気軽にお立ち寄りいただき、身近に感じていただけたらと思います。
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5月3日
4月26日