サッカーJ1・川崎フロンターレは先月27日、高津区の洗足学園音楽大学「前田ホール」で新体制発表会見を開いた。鬼木達監督をはじめ、元ブラジル代表のFWレアンドロ・ダミアン選手、セレッソ大阪から移籍したMF山村和也選手ら新しく加入した選手が出席し、意気込みを語った。
今季、同クラブはリーグ戦3連覇に加え、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、YBCルヴァンカップ、天皇杯のカップ戦全てのタイトル獲得を目指す。
掲げるキャッチフレーズは「EVER BLUE どこまでも高めていく」。現状に満足せず、さらにプレーの質、サービスの質を高める思いを込める。「一緒に質を高め、一緒に戦ってください」と藁科義弘社長は呼びかけた。
チームは先月16日から26日までの11日間、宮崎県でキャンプを行った。「例年以上にやらねばならない気持ちが伝わってきている。一つ一つのトレーニングに対して高い意識を持っている。優勝を成し遂げる期待感がある」。鬼木監督は手ごたえを口にした。
会見には、8人の選手が出席し、意気込みを語った。2012年ロンドン五輪で得点王に輝いたレアンドロ・ダミアン選手は「ブラジルでもタイトルをとった経歴を掲げてきている。一日も早くフィットできるようになりたい」と力を込めた。
会場には963人のサポーターが駆け付けた。高橋貞郎(さだお)(高津区)さんと杉浦愛子さん(横浜市緑区)は「選手層が厚くなったことを感じた。カップ戦の優勝にも期待できる。新しく加入した選手ではマギーニョ選手、ヤンマースタジアムでも印象的だった山村選手に注目したい」と語った。
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