新春恒例の出初式が区内３署で行われるにあたり、臨港消防署（菅野浩一署長）は、初の試みとして屋内での出初式を１月９日（木）午後１時30分から３時、川崎商工会議所（川崎区駅前本町11の２川崎フロンティアビル２階）で開催する。
会場には幅約３メートルのモニター３台を完備。消防車両の分列行進や一斉放水、第６川崎丸などの航行の様子を上映する。「屋外では遠くにしか見られなかった船上員も、映像では細かく見えるので、従来と違った視点で楽しんでもらえれば」と菅野署長は話す。
今まで会場としていた「東扇島東公園」が今年は工事で使用できなくなり、同署は新しい会場を検討。同会場には、寒さ対策が困難、駅から離れており参加しづらいという課題もあったため、新たに屋内会場での実施を決意した。川崎駅から近く、大きいモニターで臨場感のある映像を楽しんでもらおうと、川崎商工会議所に決定。署長自ら町内を回る中、「今年は室内で暖かいから良いね」との声もあった。菅野署長は「地元の方が来やすい環境をとの思いで屋内開催に至った。実施後市民の方々の反応を聞きつつ、臨港の出初式を模索していきたい」と語った。式の詳細は【電話】２９９・０１１９。
川崎・幸消防署は屋外会場
川崎消防署は、１月11
日（土）午前10時から11時50分、川崎競輪場（川崎区富士見）で行う。第１部は式典、第２部は一斉放水やカラーガード隊の行進を実施する。詳細【電話】２２３・０１１９。
幸消防署は１月12日（日）午前10時から11時30分、河原町体育館･河原町グラウンド(幸区河原町)で開催。第１部は御幸中演舞部のよさこい、第２部は消防車両の分列行進、一斉放水を実施。詳細【電話】５１１・０１１９。
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