新型コロナウイルスの早期終息と疫病退散を願い、若宮八幡宮(川崎区大師駅前・中村博行宮司)が境内に直径約3メートルの茅の輪を設けた。
茅の輪を通り抜ける「茅の輪くぐり」は、無病息災、厄難消徐、開運厄除などを願う神事。6月と12月末に全国各地の多くの神社で行われている。茅の輪に利用される茅には、身についた厄を払う力があるとされている。
各地で祭礼や行事の中止・延期や規模縮小等される中、同神社では新型コロナウイルス感染症流行鎮静祈願祭を実施。参拝者のために茅の輪くぐりができるよう急きょ設置。当面設けるという。
ただ、政府の緊急事態宣言による不要不急の外出自粛が要請されている中、同神社は「公共の交通手段を使っての神社参拝は控え、神社の方角に向かってその場から参拝する遥拝や近くの氏神様へのお参りをしていただければ」と語る。同神社では限定御朱印帳の頒布や限定御朱印の押印についても当面自粛しているという。
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