ヘイトスピーチに刑事罰を科した「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」が全面施行され、間もなく1年を迎える中、その現状や課題について学習する集まりが川崎区内で開かれる。「条例ができて一安心できない現状を広く市民に知っていただきたい」と主催者の一人は語る。
市民団体「ヘイトスピーチを許さない『かわさき市民ネットワーク』」は7月1日(木)、川崎市労連会館(川崎区東田町)でジャーナリストの安田浩一氏を講師に招いた学習会を開催。川崎駅前でのヘイト街宣やDHC会長名による在日コリアンへの差別問題を取材する同氏が「ヘイトスピーチ、ヘイトクライムとどう闘うか」をテーマに講演。午後6時開演、費用は資料代300円。定員は先着100人。
市ふれあい館(川崎区桜本)は「あらゆる差別を許さない 共に生きる社会の実現へ」と題した人権講演会を7月3日(土)に開く。ヘイト問題に詳しい師岡康子弁護士が条例の成果と課題について解説する。午後4時から。費用は無料。事前申込制。参加希望者、問い合わせはメール(fureaikan@seikyu-sha.com)で。
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