かわさきジャズ実行委員会(草壁悟朗実行委員長)と川崎市は7月12日、ミューザ川崎シンフォニーホールで「かわさきジャズ2021」のラインナップを発表した。会期は9月17日(金)から11月14日(日)。約2カ月にわたり川崎のまちはジャズで賑わう。
記者発表会は出演者でもあるピアニストの宮本貴奈さんによる『What a Wonderful World』の弾き語りでスタート。
草壁実行委員長はオープニングの演奏後、「宮本さんの弾き語りを聞いて音楽に飢えていたと感じた」とコメント。ジャズに限らずコンサートが好きで、コロナ禍以前は月2回ほどのペースで通い、これまでに450ほどのコンサートに足を運んだという。かわさきジャズがスタートする9月にはワクチンの接種も進み、コロナも下火になってくるタイミングではないかとし、「コロナで少しささくれだってきた心をジャズで満たしていただければと思う」とコンサートへの参加を呼びかけた。
福田紀彦市長も宮本さんの演奏に「瞬間的にスイッチが入った。この時期に『What a Wonderful World』は沁みる。音楽って大切なものだと感じた」とあいさつ。「コロナ禍だが諦めることなく、出来ることを川崎市として挑戦していきたい」と意気込んだ。
今年のキーアティストはポップスユニットの「ジョニクロ」。「かわさきジャズ2021」のテーマソングも制作。かわさきジャズのSNS上で聴くことができる。
プログラムは9月17日(金)の「川崎競馬ジャズナイト」で始まる。メインの音楽公演はミューザ川崎シンフォニーホール、カルッツかわさき、ラゾーナ川崎プラザソルなど市内6ホールで10公演を予定。
詳細は公式ウェブサイト(https://www.kawasakijazz.jp/)で。
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