東京パラリンピックに向け、川崎市内各区から「かわさきの火」の種火を集める市の聖火フェスティバル。川崎区では田島支援学校桜校小学部の児童3人が8月14日(土)、川崎大師平間寺の護摩から採火する。
8月24日(火)に開幕するパラリンピックでは、日本国内の各自治体とイギリスで採った火を東京都に集めてひとつの「聖火」とする。
川崎市内では、7区それぞれが独自の採火式を執り行い、14日に等々力緑地(中原区)で行われる市の聖火フェスティバルに各区の火を集め、「かわさきの火」を作る。かわさきの火は翌日、県の集火・出立式に持参する。
川崎区は、地元の象徴ともいえる川崎大師平間寺(藤田隆乗貫首)の大本堂で、護摩から採火。区内唯一の特別支援校でもある田島支援学校桜校(川崎区池上新町)の児童が採火者を務める。
区役所企画課の担当者は「川崎大師は古くから地元の賑わいや、人の流れを作ってきた歴史的、文化的な資源。まちの発展の礎となった川崎大師の火を採火することで、さらなる発展を願いたい」と思いを込める。
カルッツで展示
灯された火は、14日に開催されるパラスポーツ体験イベント「パラスポサマーフェスタ」の会場となっているカルッツかわさき(川崎区富士見1の1の4)の2階で展示される。展示時間は午前11時から午後4時まで。
新型コロナ感染拡大防止の観点から、採火式の一般観覧は募っていないが、後日、区のYoutubeの川崎区チャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCcsp9_GJN_MTeCp3WzvYHTQ)で当日の様子を配信する予定。
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