川崎区版SDC始動
地域課題解決へ
4月26日
川崎区子ども地域交流・居場所促進事業の講座「漫才を体験してみよう」の最終回が1月13日、川崎市教育文化会館で行われた。参加した小学生は、2回の講義で学んだテクニックなどをもとにネタを作り、披露した。
川崎区主催の同講座では、川崎市出身のマヌー島岡さんとスイス出身のシラちゃんの国際夫婦コンビ・フランポネとピン芸人の藤田ゆみさんが講師として、「漫才のあいさつとボケ」や三段オチ、かぶせボケなどのテクニックを小学生にレクチャーしてきた。
最終回では、学生ボランティアも含めた参加者同士でコンビを組み、ネタ作りに挑戦。好きなものから派生させて作る参加者が多く、発表間際までネタ合わせをしていた。緊張しながらも、「どうも〜!」と元気なあいさつと自己紹介。「輪ゴム」と「わぁ、ゴムだ」というダジャレなど、今までの講座で学んだテクニックを生かしたネタを披露した。
姉妹で参加した区内在住の小学1年生と2年生の児童は「最初はうまくネタが作れなかったけど、今日はうまくできてよかった」「今まで勉強してきたことを生かしてネタを作れて、笑わせられてうれしかった」と笑顔を見せた。講師を務めたマヌー島岡さんは「みんな学んだことを生かせていて、しっかり漫才になっていてすごかった。たくさん笑わせてもらいました」と参加者を称賛した。
川崎区子ども地域交流・居場所促進事業は、地域で多世代と交流する機会を提供することを目的とし、さまざまな催しを開催している。同講座は、出身地である川崎市内でお笑い講座などを開くマヌー島岡さんが、漫才を通してコミュニケーションを取り、漫才という文化を広げたいという思いで企画した。昨年12月から全3回にわたり開かれた。
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4月19日