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川崎区・幸区版 公開:2011年1月1日 エリアトップへ

幸区戸手本町2丁目 神輿と縁起担ぎ34年 ―法被を着て町内練り歩き幸(ハッピー)な1年に―

公開:2011年1月1日

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正月の風物となっている元旦神輿
正月の風物となっている元旦神輿

 幸区戸手本町2丁目の新春の風物は「元旦御輿」。「祝いの気持ちを表わしたい」との思いから始まり、今年も「町内の皆さんに楽しんでもらいたい」と意気込みを見せる。

 「元旦神輿」が始まったのは今から34年前の昭和52年のこと。戸手本町2丁目に住む上原征夫さん、佐藤茂さん、浅野知厚さんらが結成した青年団が「1年の始まりを祝いの気持ちで表わそう」と始めた。青年団は「既存の町内会組織よりも、もっと気軽に参加できるサークルのようなものがあれば」と町内に住む若者に呼びかけ50人程の団体としてスタート。これまで同町内の清掃活動などの取り組みを行ってきた中、「もっと町内に元気が与えられることがしたい」との話題がもち上がり、元日に神輿をすることを決めた。神輿はメンバーがお酒の樽や角材、金物などの材料を持ち寄り、休みの日を利用して完成させた。

 神輿練りを行うと、町内で評判を呼び「来年もやって欲しい」や「神輿を見ないと1年が始まらない」との声が多数寄せられた。1年、また1年と回数を重ね、今では戸手本町2丁目の新年の風物となった。平成7年には、元旦神輿を盛り上げようと周辺地域から神輿愛好者が集まり、鳳睦(おおとりむつみ)を結成し、青年団と共に行うようになった。

 元旦神輿の礎を築いた青年団も歳を重ね、今では第一線を退き、若手に元旦神輿の伝統を託した。現在は、鳳睦が中心となり新しく入った町会青年部員と共に行っている。今年会長を務める小川欽也さんは「皆さんに楽しんでもらいたい」と意気込みを見せる。

 神輿は、約80人の担ぎ手により、神明神社を午前10時に出発し、午後1時まで町内を練り歩く。当日は飛び入り参加も募集しているとの事。
 

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