川崎市議会第3回定例会一般質問 市議会レポートVOL.3 看護師確保策の推進を!! 川崎市議会議員(公明)かわの忠正
大震災発生後には、多くの被災者に治療が必要となる状況を考えると、看護師の人材確保、育成は市民の命を守るという意味でも重要な問題であると考えております。看護師確保の取り組みについて質問しました。
全国で55万人と言われる潜在看護師。その掘り起こしが重要ですが、多くの方は「進展する看護技術に追いつく自信がない」や「出産後、復職はしたいが長時間労働や子どもを預ける場所がないためできない」などの声を上げています。
市は潜在看護師の復職のための取り組みとして、今年10月から川崎市立看護短期大学で看護職を対象とした生涯学習支援講座を開講することになりました。また、離職防止のため県と実施している院内保育の運営費補助事業を、拡充に向け県と協議することになりました。
公立学校の水道水の安全性確保を!
震災発生後、ある学校で給水管等の錆が蛇口からでてきて、水道水が飲めない状態が1ヵ月以上続いたということが発生しました。子どもたちが飲む水ですから水質は安全なものでなければなりません。水質の安全確保のため給水方式の改善と予防保全型の維持補修を行うよう質問しました。
抜本的な対策として今年度から3年間で6校を貯水槽給水方式から直結給水方式へ変更する事と今年度各区2校をモデル校として設備を調査し基本方針をまとめるなど市から示されました。直結給水方式にすることにより、おいしい水を提供でき、貯水槽ポンプ設備等の消費電力を削減できる効果にも期待が持てます。
水は大切なライフラインです。万全な安全管理、衛生管理に向けて今後も訴えていきます。
家具等の転倒防止対策を急げ!
大震災が都市部で発生と想定した場合、家屋・ブロック塀等の倒壊対策とともに建物内の耐震強化策として家具の転倒防止対策が重要と指摘し、市の推進策を質問しました。
市では「市有施設の定期点検を速やかに行う。中学校の通学路にあるブロック塀などの倒壊の危険性についての実態調査を今後検討する」と示すともに、家具転倒防止対策については「防災啓発冊子に転倒防止対策を掲載するとともに防災出前講座などを通じ広く啓発活動を行っている。今後、一層の普及啓発に取り組む」と答弁しました。
その他、文化芸術振興強化策についても質問しました。
かわの忠正
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5月3日
4月26日