神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2012年10月5日 エリアトップへ

川崎市立看護短期大学の第18回青朋祭の実行委員長を務める 藤田 裕幸さん 横浜市鶴見区在住 19歳

公開:2012年10月5日

  • LINE
  • hatena

学園祭で地域と絆作る

 ○…川崎市立看護短期大学の2年生。あす6日、7日に開かれる同短大の学園祭「青朋祭」で実行委員長を務める。小学校では学級委員長、中・高では生徒会役員を務め、同短大入学後も仲間を集め運動サークル「遊部(あそぶ)」を立ち上げるなど、子どものころからリーダーシップを発揮。青朋祭開催に向け、40人の実行委員のメンバーが集まった際にも「俺がやるしかない」と委員長を志願した。

 ○…「私たちは地域の方のご理解やご協力のもとで勉強ができている。だからこそ地域の方と顔の見えるお付き合いがしたい」。青朋祭は、同短大に通う学生と地域住民の交流の場として位置づける。開催に向けての地域への挨拶回りでは、「楽しみにしているよ」や「がんばってね」といった温かい言葉をかけられた。「きっと多くの方が来場してくれると思うので、しっかりおもてなしをしたい」

 ○…小学生の頃、脳疾患で倒れた祖父が、女性の看護師からのトイレの介護を恥ずかしがり、父親の手を借りていた姿を目にした。「これからは男性の看護師も必要じゃないか」と看護の仕事に興味を抱いた。高校生になり職場体験で看護師を経験。担当した患者さんからの「ありがとう」の言葉に心打たれ、進む道を決めた。「将来は患者の心までケアできる看護師になりたい」

 ○…自らを「思い立ったらすぐに行動する性質」と評する。学園祭を創り上げる過程でもそんな性格を象徴する出来事があった。今年6月、元パラリンピック水泳日本代表として活躍した成田真由美さんが特別授業に訪れた。「自分の可能性を信じ続けることが大切」――。そんな内容の講演に感動。「在校生や地域の方に聞いてもらいたい」と、担当者を介し、授業後に交渉。同祭のメインイベントとなる講話への出演約束をとりつけた。「皆さんの心にもきっと届くはず。ぜひ、聞いて欲しい」とアピールに余念がない。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

森 勝利さん

川崎野球協会の会長を務める

森 勝利さん

幸区南加瀬在住 80歳

5月17日

高橋 宏和さん

川崎郷土・市民劇『百年への贈り物ー川崎市誕生ものがたりー』で主役を演じる

高橋 宏和さん

多摩区在住 52歳

5月10日

村上 健二さん

川崎消防団長に就任した

村上 健二さん

川崎区日進町在住 73歳

5月3日

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月26日

加藤 和男さん

3月19日付けで川崎警察署長に就任した

加藤 和男さん

川崎区在住 59歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook