川崎商工会議所(山田長満会頭)は先月22日、川崎の魅力をPRする「かわさき産業親善大使」に多摩区在住の落語家、桂米多朗さんと中原区出身の俳優、風間トオルさんを任命した。
米多朗さんは多摩区観光大使にも任命されている。1988年に桂米助さんに入門し、02年に真打に昇進。地元では「たま寄せ」を毎年開催し、川崎しんゆり芸術祭「アルテリッカ演芸座」の座長も務める。テレビやラジオなど多方面でも活躍している。
風間さんは中原区出身。雑誌モデルとして人気を博し、89年にテレビドラマで俳優デビュー。「トレンディー俳優」として人気を博した。今年3月2日の川崎フロンターレのホーム開幕戦では始球式を行った。
任命式で米多朗さんは「様々な施設が集まっている生田緑地は魅力的。寄席で川崎の魅力を紹介したり、フェイスブックなどでPRしたりしているが、さらに情報発信に努めていきたい」と意気込みを見せた。
風間さんは「川崎のイメージはのびのびと生活ができるまち。産業が集積し、発展しながらも緑や自然が多く、住みたいまちとして川崎が注目されていると思う。今後、メディアを通じて川崎をPRしていきたい」と抱負を語った。
同大使は川崎出身者やゆかりのある著名人を任命するもの。市内の産業や観光、名産品などをPRしてもらい、川崎産業界のイメージアップを図るのが目的。11年度から始まり、川崎新田ボクシングジムの新田渉世会長やボクシング元日本ライトフライ級王者の黒田雅之選手、俳優の川崎麻世さん、元アメリカンフットボール選手の有馬隼人さんらが任命されている。
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