毎年恒例の夏祭りが明日から、区内の各神社で催される。各町内会による神輿の連合渡御や露店の出店、日本舞踊やジャズダンスといった演芸や和太鼓演奏など、各神社趣向を凝らした内容でにぎやかに行われる。
宮本町の稲毛神社(市川緋佐麿宮司)では8月1日と2日、7日から9日まで「山王祭」を開催。宵宮祭が1日(土)午後6時から、例祭が2日(日)午前10時から、古式宮座式が同日午後2時から行われる。
各町内会の神輿10基以上が平和通りから仲見世通り、銀柳街・銀座街を練り歩く「町内神輿連合渡御」は8月8日(土)に行われ、午後0時55分頃から4時頃まで威勢のいい掛け声が響く。宮神輿「孔雀」と「玉」の2基が氏子23町内を巡幸する「神幸祭」は、8月9日(日)の午前6時30分から午後8時まで。7日から9日の午後7時から9時(9日のみ9時30分)までは日本舞踊や民謡、ヒップホップなどが披露される「神賑奉納演芸」、8日は奉納太鼓が午後5時から6時に行われる。8、9日の午後1時から5時までは神代神楽が上演され、7日から9日にかけては終日約150店の露店が建ち並ぶ。
大師駅前の若宮八幡宮(中村博行宮司)では、8月1日、2日の2日間にわたり開催。宵宮祭が1日午後5時から行われ、町内のど自慢大会も実施される。夏祭りは2日午前8時45分から。10基以上が連なる神輿の連合渡御は午前10時に若宮八幡宮を出発し、川崎大師平間寺境内で加持を受ける、85年から続く「神仏融合」の珍しい形で行われる。午後3時30分からは小唄やジャズダンスなど、奉納演芸のステージが披露される。
問い合わせは稲毛神社社務所(【電話】044・222・4554)、若宮八幡宮【電話】(044・222・3206)へ。
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