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川崎区・幸区版 公開:2016年8月19日 エリアトップへ

川崎市菓子協議会青年部 三浦のコーンをスイーツに 市内6店舗で販売

経済

公開:2016年8月19日

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 川崎市菓子協議会青年部(内藤雅一部長)は、三浦市の農家らの協力の下、自ら育てたトウモロコシを使用した菓子を考案し、6日から市内6店舗で販売している。

 同協議会青年部は、市内で和菓子店を営む30代から50代までの後継者、14人で組織され、これまでブランド柑橘「湘南ゴールド」や「足柄茶」などを使い、神奈川県産にこだわった菓子を作っている。

 トウモロコシの菓子作りは、糖度の高い三浦のトウモロコシがあることを知った青年部の山中陽介さん(吉田屋/幸区)が知ったことから始まった。「トウモロコシを使った和菓子はあまり見かけたことが無く、客足の落ち着く夏場に目を引く商品が作れるのでは」と青年部の仲間に活用を提案した。 

 当初はトウモロコシを仕入れて作ろうとしたが「自分たちで種から育てれば、より物語性のある商品作りができる」とのアドバイスを農業関係者から受け、三浦市の農家かの協力を得ながら4月から種まきなどをメンバーで行った。先月20日に約500から600本のトウモロコシを収穫し、6店舗がそれぞれ菓子を考案。7種類の商品が完成し、各店舗で8月6日から数量限定で販売されている。

 山中さんは「当初はトウモロコシをどのように使えばいいのか戸惑う声もあったが、各店で工夫を凝らした菓子ができた。それぞれ違う味を楽しんで」と話す。

 山中さんは来年も県産のトウモロコシを使っていきたいとしており、秋頃には三浦産のかぼちゃを使用した和菓子作りにも取り組んでいきたいと意欲をみせる。

 

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